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Q. 為替介入とはなんだ?誰がどの金を使っておこなうのか?【2024年】

A. 為替相場が急激に動いたとき、政府(財務省)が「行き過ぎ」を是正するため、外国為替市場で通貨を売買する操作だ。決定するのは財務省、実際の売買を代行するのは日銀。財源は税金で積み上げた外貨準備(外国為替資金特別会計)を使う。

2パターンの介入

円高時
円売り・ドル買い
円安時
ドル売り・円買い
円を市場に供給してドルを買う。外貨準備が増える。
外貨準備のドルを売り、円を買い戻す。外貨準備が減る。

売買の相手方は外国為替市場に参加する大手銀行。日銀が銀行のディーリングデスクと相対で取引する。

財源は「外国為替資金特別会計」

円安是正(ドル売り・円買い)の介入に使うドルは、国が長年にわたり積み上げてきた外貨準備(約200兆円規模)だ。逆に円高是正(ドル買い・円売り)の場合は、外国為替資金証券(政府短期証券の一種)を発行して調達した円でドルを買うため、外貨準備は使わない。国民の資産を使って相場を動かす円安介入については、介入の有無・規模を財務省が翌月に公表する義務がある。

近年の主な介入実績

時期
種類
規模
2022年9〜10月
ドル売り・円買い
約9.2兆円
2024年4〜5月
ドル売り・円買い
約9.8兆円
2024年7月
ドル売り・円買い
約5.5兆円

介入の限界:投機的な過剰反応を抑える時間稼ぎには有効だが、円安の根本原因(日米金利差など)を解消しない限り、効果は一時的になりやすい。