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Q. 「日本がアメリカに何十兆円も投資している」ってどこから出てるの?【2024年】

A. 2つの話が混同されている。①政府が短期借入で積み上げた外貨準備(約200兆円・主に米国債)と、②トヨタ・ソフトバンクなど民間企業の対米投資計画を政府がまとめて発表したもの。どちらも「税金を直接アメリカに送った」わけではない。

外国為替資金の仕組み

政府が政府短期証券(FB)を市場に発行して円を調達する(税金ではなく、民間からの短期借入)
その円でドルやユーロを購入し、外貨準備として積み上げる
主に米国債で運用(現在の外貨準備は約200兆円相当)
円安になると保有ドル資産の円換算額が増え、為替差益が発生→ 一般会計に繰り入れられる

財源は民間から

FBは銀行・機関投資家が買います。皆さんが払った所得税や消費税からは一切出ていません。この会計は一般会計(115兆円)とは完全に別の財布です。

「民間企業の対米投資」との混同に注意

「日本がアメリカへ○○兆円投資」と報道される数字の多くは、トヨタ・ソフトバンクなど民間企業の投資計画を政府がまとめて発表したもの。国家予算とは無関係です。

外国為替資金特別会計は財務省が管理。為替介入(円買い・円売り)もここから実施されます。