Q. なぜインフレは発生するのか?ー超基本編
A. モノの量は変わらないのに、お金だけが増えると、1円で買えるモノが減る。これがインフレの正体。
お金とモノの関係
経済を単純化すると「お金」と「モノ・サービス」の交換だ。国の中にあるモノの総量を、みんながお金で奪い合っている。
モノの量 = お金の量 → 物価が安定
(両方が同じペースで増えるのが理想)
お金だけが増えてモノが追いつかなければ、同じモノを奪い合うお金が増えるので物価が上がる。
りんごで考える
【Before】りんご3個、買える人3人(各1,000円)
→ 1個1,000円で落ち着く
【After】お金が増えて、買える人が6人に増えた
→ 3個を6人で奪い合い → 2,000円出す人が現れる → 値段が上がる=インフレ
モノの数は変わっていない。お金だけ増えた。だから1円で買えるモノが減る=円の価値が下がる。
同じ理屈で、円安にもなる
「ドル」も「りんご」と同じで、需要と供給で価格が決まる。
【Before】世界に出回る円の量が少ない
→ 1ドルを手に入れるのに100円で十分
→ 1ドル=100円
【After】世界に出回る円の量が増えた
→ 同じ1ドルを求めて円が競い合う
→ 「150円出す」「200円出す」と値が上がっていく
→ 1ドル=200円=円安
ドルの量は変わっていない。円だけ増えた。りんごが値上がりするのと同じ理屈で、「円の価値」が下がる=円安。
輸入品・エネルギー・食料が値上がりし、国民全員の購買力が下がる。これは「隠れた税金」とも呼ばれる。